デザインエンジニアリングラボ  メキシコ長期インターンシップ 最終レポート

メキシコとアメリカの国境付近にてインターンシップメンバーとの集合写真
メキシコとアメリカの国境付近にてインターンシップメンバーとの集合写真

平成29年度メキシコ長期インターンシップ生

デザインエンジニアリングラボ

稲寺 正也

インターンシップのまとめ

 

お久しぶりです。平成29年度メキシコインターンシップ生デザインエンジニアリングラボの稲寺正也です.

初めてFUTURE HOUSE lab. でレポートを書かせてもらってから約1年経ちました。締めとして最終レポートを書かせて頂きます。

そもそも私がこの長期インターンシップに参加した目的として,2017年4月のレポートにこう書いてありました。

「インターンシップに参加した目的はエンジニアとして海外で働く経験をしたいという思いでした。

高校生の時から留学をしたい気持ちがあり、大学に入学した際は留学することを心に決めていました。

しかし、大学に入り、留学の先の目的は何かと考えたところ、海外で働くことではないのかと結論が出て、海外でインターンシップを受けようと思いました。(4月レポート引用)」

また、何故メキシコに決めたのかも記述しています。

「メキシコを選択した理由は3点あります。

1点目は、メキシコには日系企業,特に自動車産業が多く進出していて海外で働くエンジニアのイメージが想像出来る事、

2点目は、メキシコが世界最大のスペイン語圏の国であるということ: 

     英語を話せる日本人は多くいると思いますが、スペイン語を話せるエンジニアは希少価値があると思います。

3点目は、 今まで語学学校などで出会ってきたメキシコ人の人柄が温かかったことです。  (4月レポート引用) 」

この1年間いろいろと大変なこともありましたが、エンジニアの見習いとして、メキシコでのインターンシップをやり遂げることが出来ました。また必然的にスペイン語も上達し、エンジニアの分野だけではなく、メキシコの文化的な側面を知ることが出来、日本人とメキシコ人との間で良好な人間関係の構築が出来ました。会社という組織の中にも、個人と個人の目には見えない信頼関係があるという気づきもありました。

また、自分の行く前のメキシコに対する固定観念とは違っている部分もあることに気付くこともできました。

例えば メキシコ人の人柄が温かいというのは、確かに人柄は温かく、他人に対して優しいのですが、怠惰だと感じることもあります。遅刻をしても平然としていたり、プロジェクトの現場監督であるにも拘わらず現場にはいなかったり、出張期間中であるのに関わらす平気で家に帰りたいと発言するなどと、仕事の責任に対しての甘さは垣間見えます。

これらの気付きは、日本の大学という組織だけにとどまっていると気付くことはなかったと思います。実際にメキシコで行動し、自分の手で仕事を通して体験してきたからこそ気付く現実感だと思います。これらの経験からくる気づきはこれからの自分の人生の判断の糧になると思います。

 最後に自分と同世代の学生に言えることは、何か興味ある事が見つかった際には、自分には出来ないとか、向いてないとか考えてやらないよりも、とりあえず一度やってみて判断してみたらということです。当たり前ですが、経験することは必ず経験値を上げてより世界を知ることにはなるからです。

 最後になりますが、今まで私のレポートを読んでくれた方々、私のインターンシップをサポートしてくれた方々、自分の進む道を否定せず支えてくれている家族に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。私のレポートを見て少しでもメキシコに興味を持ってくれた人、長期インターンシップで海外に飛び立ちたいな感じた人、私の後を辿ってみたい思った人がいてくれたら嬉しいです。 私自身は滞在をもう一年間延長して、アグアスカリエンテスの自動車産業の会社での仕事を継続することにしました。 このインターンシップはまだまだ制度としては完全に整っていない新しい試みですが、だからこそ自分なりの手作りの人生経験をしてみたいという方がいるようであれば何か相互扶助が出来ることがあれば対応したいと考えています。

自分と同世代の工学部の学生がメキシコで活躍できるような未来を期待しています。